○○○○からのリスタート

ゼンタングル

ドラマティカの公演が終わってしまったので、その寂しさを抱えながら日々を過ごしています。

初日の公演をドキドキしながら見守っていたあの頃が、既に懐かしいです。

マーブルマウンテンで三蔵が唱えた呪文に「これはもしや……!!……えらい省いたな……!!」と、ダブルで衝撃を受けたり……。

玉龍のエピソードに「いちばん粗暴な姿……、えっ、その美貌で……!?」と恐れおののいたり……。

キャラクターがキャラクターを演じていることを忘れるくらい、物語に没頭してしまったり……。

かと思えば、三蔵と渉、悟空と北斗がそれぞれ重なって見えるような台詞や表情の数々に切なさを覚えたり……。

あと、公演の感動を噛み締めていたら、「テイルズオブシンフォニア」というRPGの、とあるシーンが脳裏に蘇りました。

あるキャラクターが、死ぬ間際に、主人公のことを「自分が選ばなかった道の最果てに存在する者」という風に表現するのですけども……、私は、この言葉が、三蔵と渉の関係そのものだと思いました。

だって、そうでしょう……。渉が、かわいい弟分を苦しめることになると分かっていても、意地でも選ばなかった「ハッピーエンド」を、三蔵は選んでしまったのですから……。

そう考えると、ますますドラマティカの脚本のすごさ、すさまじさを実感させられます。
誠実さと遊び心のバランスが本当に絶妙でしたし、「この人が脚本を手がけるなら大丈夫」と、たくさんの人から信頼を寄せられているんだろうな、と思いました。

さて、ドラマティカのDVDが手元に届くまで、あといくつ寝たらよいのでしょうか。
なんだか途方もないように感じられるので、今はまだ、数える気にもなれません。
年度末特有の魔力を司る神様、もしもご慈悲があるならば、どうか私に力をお貸しください!(笑)

Thanks for your time!


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