はんぺん級のふわふわ語り
うつくしい……やさしい……あたたかい……。
「あの子」は、「誰か」であり、「あの人」であり、「○○○」でもあり……、
「あの人」は、「誰か」であり、「あの子」であり、それはつまり、「○○○」でもあるということ……。
「東京心覚」は、他の刀ミュの作品とは雰囲気があまりにも違いすぎていて、考えても考えても、「どうしよう、わからない、ついていけてない、どうしよう」という思いに急き立てられるばかりでした。
そんな中、ひとりの健気な付喪神が、「○○○」の中身をそっと打ち明けてくれて……、次の瞬間、このお話の美しさと、優しさと、温かさ、「伝わってほしい」「届いてほしい」という想いの強さに、鳥肌が立ちました。
MVの中には、「東京心覚」の舞台の映像が少しだけ入っていて、板の上の俳優さん達の口元には、透明なマウスシールドが着けられています。
その姿こそが、この歌の全てなんじゃないかとさえ、私は思いました。
困難な状況の中、この「問わず語り」を世に送り出すために尽力してくださった全ての方々へ……。
聴くだけで心の芯が柔らかくなっていくような、そんな素敵な歌を生み出してくださったこと、心から感謝いたします。本当にありがとうございます。
もしかしたら、あなたがたは「自分達はあくまで『作り手』だから……」と謙遜なさるかもしれませんが……、っと、これ以上はネタバレになってしまうので、口をつぐみますね。
私の真意は、きっと伝わっていることと思います!
「おんどれ、分かるように説明せんかい!!」とおっしゃるそこのあなたは、ぜひ「ミュージカル刀剣乱舞~東京心覚~」を見てください!!
Thanks for your time!