おしりむけるねこ
今年も夏バテならぬ春バテにやられてしまいましたので、少しでも心を和ませようと、お気に入りの本を読み返していました。
アルトゥルと行く!不思議の国・ジャパン
著者・原作:アルトゥル
漫画:ぺぷり
発行:KADOKAWA
さかのぼること数年前、とあるおもしろハプニングをきっかけにして、たくさんの日本人にその存在を知られてしまった、ラトビア出身のアルトゥルさんという方が出されたコミックエッセイです。
ぺぷりさんの、かわいすぎず軽やかでシンプルな絵と、コミックエッセイとの相性が抜群に良く、最初から最後まで読みやすさが保たれていて、読めば読むほどリスペクトの念が湧き上がってきます。
アルトゥルさんが日本の文化を満喫している様子を見ているだけでも楽しいのですが、アルトゥルさんのご友人のshoさんがとても格好良く描かれているので、個人的には、shoさんのイケメンっぷりも見どころのひとつとして推しておきたいです。
今までは、「shoさん、友人のアルトゥルさんが人気者になって、誇らしいだろうな~」なんて、呑気に考えておりましたが、この本を読んでからは、むしろ、shoさんのような素敵な友人がいるアルトゥルさんの方がうらやましくなりました(笑)
あの落ち着き……視野の広さ……懐の深さ……何事も楽しむ姿勢……本当に憧れます。
旅か……!?私も旅をすれば、あんな風になれるかもしれないのか……!?
もちろん、アルトゥルさんにも、shoさんにも、おふたりのご家族にも、本を読んだだけでは分からない一面があることと思いますが、それはそれ、これはこれです。
アルトゥルさんとshoさんのあたたかな友情が、末永く続いていくことを、心から願っています!
Thanks for your time!