珍妙かつ面妖な
ひさしぶりに栗林公園でお散歩してきました!
木陰の美しさに見とれながら、カメとスッポンが泳いでいる大きな池の近くをぶらぶらと歩いていたら、私が普段歩かないエリアの方向に、7~8人ほどの人だかりが……。
少し悩んだ後、ソーシャルディスタンスを気にしつつ近付いてみることにしました。
なにやら、「これが……」「そうそう、これが……」という、楽しそうな話し声が聞こえてきます。
これが……?んん……?これがって、どれが……?
…………。
…………。
…………。
…………あっ!!なるほど、これか~~~!!
およそ60年に1度しか咲かないといわれている、珍しい竹の花!!
後から集まってきた方々の話によると、どうやら、SNSだけではなく、新聞にも記事が載っていたそうで、その影響で人が集まっていたみたいです。
私にはおしべかめしべかも分からないけど、白とクリーム色のひょろひょろが、爽やかなそよ風を受けて、ぴろぴろぴろ、ぴろぴろぴろと細かく揺れていて、「美しい」や「かわいい」とはまた別の、なんともいえない不思議な気持ちになりました。
今回は本当に、ちょっと散歩したらすぐに帰る予定だったので、危うく帰宅してから思い出してショックを受けるところでした。
見られてよかったです。
60年後も、珍しい花が咲いたら人が集まるような世界だったらいいな~と思いました。
Thanks for your time!