ひとさじの白昼夢

Kindle コレクション画面

amazonの電子書籍「Kindle」を使い始めてから、半年ほど経ちました。

  • Kindle Paperwhite シグニチャーエディション(32GB)

私が使っているのはこれです。

ちなみに、私は今まで、電子書籍はおろか、タブレットすら使ったことがありませんでした。
(こまめに充電しないと使えないようなものには、なるべく手を出さないようにしているのです)

実際に買って使うまでは、「Kindleは目が疲れにくい」なんて話を聞いても半信半疑でした。

デジタルなのに目が疲れにくいなんてありえないし、本を読むなら紙の方がいいに決まっているし、それ以外の選択肢はないと思っていました。

そう思っていたのですが……。

今のところ、本当に、意外と、目が疲れない……ような気がしています。少なくとも、私にとっては。

同時に、「絶対に紙じゃなきゃ嫌だ!」と意地を張っていたあの時間が、どれほど無意味だったのかを思い知らされました。

個人的には、最初のうちは、画面をタップしてからページが切り替わるまでの時間の大きさが少しだけ気になっていました。

でも使っているうちに、「Kindleはスマホに比べてのんびりとした性格なんだな~」くらいの感覚でいられるようになりました。

電子書籍ならではの恩恵をいちばん実感したのは、岩波少年文庫の「西遊記」を買った時でした。

お察しの通り、この本は「劇団ドラマティカ」の影響を受けて買いました。
そうです、何もかも、ドラマティカの「西遊記悠久奇譚」が良すぎたせいです(笑)

たとえば、紙の本なら、本の大きさや文字の大きさなどから、どんな本を読んでいるのか、周りの人に知られる可能性があります。

つまり、いい年した大人が、子供向けの本を読んでいるということが、わりと簡単にバレてしまう。

周りの人は、私が読んでいる本のことなんて気にしていないかもしれないけど、私は、かなり気にしてしまう。

でも、電子書籍なら、「どこからどうみても電子書籍なのでバレないだろう」という安心感がある。

いや、そもそも、悪いことをしていないのなら堂々としていればいいのだけれど、今の私には、そんな当たり前のことが非常に難しいのです。

もちろん、紙の本に比べて省スペースなところもかなり助かっていますが、私は、「人目を気にせず、好きな本を持ち歩ける」というところに自由さを感じています。

さすがに、明らかに紙の本を買った方がいいようなもの(たとえば、フルカラーの雑誌や写真集など)にはまだ挑戦したことがないので、今の時点では、この程度の感想しか書けませんが……。

あのらぴが、Kindleというものを使っているらしいぞ、しかもわりと気に入っているらしいぞ、ということが伝われば幸いです。

Thanks for your time!


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