シホウ・ハッポウ・スリガラス
少なくとも、月に1度くらいは、チェキを連れておでかけするよう心がけています。
そして、月が変わると、前の月に撮った写真の中からベストショット的なものを1枚選んで、プリントしています。
私は、しんどいことがあると、「認知の歪み」という厄介なものに思考を引っ張られてしまいます。
冗談みたいに聞こえるかもしれませんが、「私の人生はいつもこうだ。この先の人生もずっとこうに違いない」と、本気で思いつめてしまうのです。
私にとって、写真とは、そうなった時のための頓服薬のような存在のひとつです。
落ち込んだ時に「いつもこうだ」となるのはもう分かりきっているので、「これを見て!少なくとも『いつもこう』ではないでしょう?」という、自分へのメッセージを込めたアイテムを作っているわけです。
私は病人ですが、病人であることを隠したいのではありません。
病人は病人でも、なるべく穏やかな人間であろうと努力をする病人でありたいのです。
だって、そうでしょう?
病人らしいか、病人らしくないかなんて、私と関わった人たちが、それぞれの頭の中で決めることであって、私が決められることではないでしょう?
余談ですが、私は、幼いころから「怒る」という行為が絶望的に下手くそです。
「ここぞ」といった場面で怒ろうとしても、冷や汗が出てきて、手足が震えて、泣いてしまいそうになって、まともに喋ることができなくなります。
こういった理由もあって、穏やかな人間であることを選ぶようにしています。
さて、実は私、こうしてブログを書いている場合ではなかったりします。
既に月の半分が経過したというのに、なんと、今月はまだ、おでかけらしいおでかけをしていません!
いや、いざとなったら、去年の今頃のように「ああ、おでかけができなかったんだな」と分かるような写真を家の中で撮って、それをプリントするだけなので、別にいいんですけどね(笑)
いっそ開き直って、年に1回くらいの頻度で「おでかけできなかったシリーズ」をやってみましょうか。
それもそれで楽しそうだなあ……。
Thanks for your time!