へい!へへい!
劇団『ドラマティカ』ACT3/カラ降るワンダフル!を、配信で見ました。
いや……いやもう……本当にもう……ACT3、大好き!!めっちゃ好きです!!
明るくて、わけわかんないくらい面白くて、元気をもらえる……、まあ、ACT1やACT2に比べると、私が求めていた「ドラマティカらしさ」はやや控えめかもしれないけど……と思っていたら、最後の歌のアリスの声と一人称にやられました。
うわー、うわー、そうだよ、こういうことをさらっとやってのけるのがドラマティカだよ、ってなりました。
あと、帽子屋、あなた、本当はアリスのことが好きなんじゃないの……?
それっぽい雰囲気になる度に茶化すところが逆にマジっぽくて、そんな帽子屋のことを考えていると、なんだか泣きそうになったり、ニヤニヤしそうになったり、いろんな感情がぐるぐるします。
個人的に、ACT1とACT2は「はじめまして、私たちがドラマティカです」みたいな感じで、自己紹介の代わりに高濃度の芸術を浴びせてくるような印象でした。
私はそこに、どうしようもなく、私の大好きな「あんスタらしさ」を感じてしまって、ACT1を初めて見た時は、「もしかしてこれは、とんでもなくすごいやつなのでは……?」と震え上がったものです。
ACT3は、なんていうか……。
まず、アリスと観客の私たちに「現実の世界に戻らなきゃいけない」という共通点があることがとても重要で、その上で、ドラマティカの皆が「ほら、笑えるようになった!もう大丈夫、あなたなら頑張れるよ!」と、背中を押してくれるような感じがしました。
当然のことながら、私たちのもとにACT3を届けてくれた俳優さん、脚本家さん、音楽家さん、その他のスタッフさんひとりひとりにも、それぞれ悩みがあるわけで……。
だからこそ、「あなたもきっと、アリスと同じように、そして自分たちと同じように、いろんな悩みを抱えているんだろうね」と言ってもらえたような気持ちになるのかなと、私は勝手に解釈しています。
こちら側の悩みについて、みだりに問い詰めたりしない、それでいて不思議と無責任さを感じさせない、地に足のついた、血の通った人たちからのエール。
ありがとう。確かに受け取りました。
Thanks for your time!