「魔女見習いをさがして」を観ました
…。
……。
………。
Σはっ……!!
まったりしすぎて、ブログの存在を忘れるところでした……。
気を取り直して!
前々から楽しみにしていた映画、おジャ魔女どれみ20周年記念作品「魔女見習いをさがして」を観てきました!
いや~……
この映画は、本当にもう……
内容を思い出しただけで泣けてきますね……。
……っと、そうだ、参考までに、私のスペックをさらっとご紹介しておきます。
私は「おジャ魔女どれみ」より少し上の世代なのですが、「どれみ」の絵が好きだったので、「無印」と「♯」をたま~に観ていました。
ただそれだけなので、熱心なファンと同じように「リアルタイム組」と呼ばれると、少し後ろめたさを感じてしまいます(笑)
こんな感じの私が、予告の動画に目を輝かせ、例の感染症による公開延期にひどく落ち込み、再びの公開決定に歓喜し……そして、映画館を出るころには、しっかりと涙ぐんでしまっていたのです。
いや~……
もう、本当にね……
刺さる。
3人の主人公、それぞれの声なき声が、拳を握り締めることしかできない歯がゆさが、ことごとく胸に突き刺さります。
大人ならではの「あるある」が、(おそらく、努めて)コミカルな表現で描かれているはずなのに、あまりにも濃すぎて、そしてリアルすぎて……。
特に終盤の、3人が導き出した結論……「魔法は○○○○○○○」という言葉をこの身に浴びた瞬間、頭の中が「うわあああああ」でいっぱいになりました。
今思い返しても、ちょっと笑っちゃうくらい、本当に、隅から隅まで「うわあああああ」で埋め尽くされていました(笑)
きっと、20年前の自分なら、この言葉を「幸せな人だけが言える綺麗ごと」だと嘲笑い、苛立ちすら覚えていたのだろうな、と思います。
だけどそれは、言い訳でもなんでもなく、毒親をはじめとした周りの環境が私をそうさせていたのだから、仕方がなかった。
繰り返しますが、私には「どれみ」のおかげで人生が変わったとか、そんな大層なエピソードはありません。
それでも、今、観ることができてよかったです。
この歳で、この映画に出会えたことこそが、私にとっての「魔法」でした。
上映後、5歳くらいのお子さんを連れたご夫婦が、「この子にはまだ早かったね」という風に微笑み合う様子を、後ろからそっと見守りながら、映画館を後にしました。
Thanks for your time!