「Tetugakuya」に行きました
Tetugakuya、ようやく行きました。
うどん県の多度津(たどつ)という街にあるカフェです。
じつは、2020年の私が「いつか行きたい場所リスト」にこのお店の名前を書き記しておりまして、県外でもないのに未だに行けていないことを、なんやかんや気にしていました。
- イデア歌ってみた:リモーネ先生(Youtube)
今回は、最終的に、この歌が私の背中を押してくれました。
本当は、いまの私が持ち合わせているすべての力を使って「声がいい」と叫びまわりたいところなのですが、なんといいますか、私が言葉を発するたびに、リモ男さんとリモ女さんの聖域を穢しているような、いたたまれない気持ちになってきますので、すみませんが、これくらいにさせてください。
あとあの、私は哲学のことを本当に何も知らないので、どうあがいても、服に着られているような、中途半端に格好をつけたような言い方になっちゃうんですけども……。
このいきもの、多分、プラトンの「イデア説」のことが、わりと、けっこう、マジで好きで……。
うまく説明できないんですけど、「ソフィーの世界」という本を読んだときに、なんとなく、自分の心がイデア説を求めているというか、目を向けたがっているような感じがしたんです。
「理想」とか「完璧さ」への憧れというより、むしろ「不完全な偽物である私たち」をもっと気楽に愉しめるようになったらいいよねって思います。ちょっと優しい気持ちにさせてくれます。
ソクラテスの「無知の知」とか、ニーバーの「祈り」にもビビッとくるものがあるので、おそらく、私のヘキがそこらへんのエリアに埋まっているのだと思います。
うれしいことに、Tetugakuyaは、お店の内装とコーヒーの味の両方が私の好みに合っていました。
何より、はじめて来たはずなのに、自然と肩の力が抜けていくような、ずうっと昔から、この空間の、この温度感を知っていたような気がして、とても不思議で、とても居心地がよかったです。
なんとなくですけど、ここに集まる人たちは、それぞれ違う水域を泳いではいるけれども、それぞれがだいたい同じくらいの水深で息をしているのかもしれないなあ、と思いました。
あの心地よさ、ちょっと忘れられそうにないです。
穏やかな時間とおいしいコーヒーをありがとうございました。きっとまた行きます。
Thanks for your time!

